名古屋でMBAを取るなら貴方はどっち?「グロービス経営大学院」or「名古屋商科大学」徹底比較 » ビジネススキルを効果的に向上させるには? » ビジネススキルに必要なヒアリング力とは?

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ビジネススキルに必要なヒアリング力とは?

新入社員から役員まで、幅広いビジネスマンに求められているスキルである、「説得・交渉力」や「リーダーシップ」などのヒューマンスキルを構成する一つがヒアリング力です。

これらの力は、仕事を行う上で必要な能力を得るとき、または社員をまとめながら会社を前に進めていくときにも活用されます。ビジネスマンとしてレベルアップを図ろうとするときに、欠かせないスキルとなる「ヒアリング力」を高めるためのポイントをご紹介していきます。

ヒアリング力とは?

相手の発する言葉をよく聞いて相手を理解し、相手が持っている良さを引き出していく力のことです。ただし、これは単に相手の発言内容を正確に理解するというだけではありません。「相手の意図」を正しく汲み取ることまでができなければ、ヒアリング力があるとはいえないのです。

そのため、言葉だけではなく、相手の細かな表情や所作なども気にして、相手が本当に伝えたいことを把握することが大切です。これを徹底していくことで、社内の人間同士だけではなく、取引先相手や顧客に対しても信頼を得ることができ、さらに仕事の質を高めていくことに繋がります。

ヒアリング力が注目されている理由とは?

現在のビジネスにおける環境は、めまぐるしく急速に変化しています。従来の型が通用しなくなることも少なくない中で、いかに柔軟に対応できる人材かどうかが強く求められているのです。

たとえば、AIを代表とするテクノロジーの進化は特に身近に感じているのではないでしょうか。これまで手作業で行われてきた事務処理などの業務は、まさにそのAIが取って変わっているという会社も現実にあります。そのようななか、決して劣化せず、どのような時代であっても生かしていけるヒューマンスキルの重要性に注目が集まっているのです。

さらに、ビジネスにおけるグローバル化、一人ひとりの多様性の尊重など、あらゆるものが自由かつ多岐に渡るような時代になっています。かつては、良くも悪くも画一的な方法で進めていくことができました。しかし、今それだけでは、組織をまとめ、発展されていくことが困難になってきています。会社で働く個人の考え方や個性などを尊重し、ヒューマンスキルを磨いていくことが求められています。

ヒアリング力が高いとどんなメリットがあるか

相手と信頼関係を築ける

相手から信頼されるためには、正しく相手を理解することが大切です。自分を理解してくれる相手には心を開きやすい傾向にあります。

まず相手を理解したうえで、相手が持っている課題や問題について丁寧に傾聴する、という流れを意識すれば、信頼関係を築き上げることができるのです。これは、決してビジネスシーンだけに限らず日常生活でも有用ですので、交友関係の広がり、そしてヒアリング力を生かす場が増えていく・・・と良い循環を作り上げることにも繋がります。

コミュニケーション能力の向上

コミュニケーションスキルと聞くと、話し上手な人をイメージする方が多いかもしれません。

しかし、同じくらいに大切なのが、聞き上手であるということです。自分の伝えたいことを正しく相手に伝えるには、話す力を鍛えることが求められます。逆に、相手の求めることを理解するためのヒアリング力は「聞き上手」な人であるということなのです。もし、あなたが誰かに悩んでいることや、気になることを相談したいときは話が上手な人よりも聞くのが上手な人に話したいと考えるのではないでしょうか。

周りに頼りにされる存在となるためには、聞き上手であることが大きなポイントとなってきます。確かなヒアリング能力をもつ人は、高いコミュニケーション能力を持ったビジネスマンとして、自然と人が集まってくるような存在に近づくことができます。

業務効率が上がる

ヒアリング力が低い人の場合、相手が持つ意思を正しく見極めるのに長い時間を要してしまいます。例えば仕事で考えた場合、1時間で予定されていた打ち合わせに2時間かかってしまい後の業務が押してしまうなど、作業効率の低下にも繋がってしまうことになります。さらに、しっかりと意思の疎通が図れていないと、後々の確認作業のために複数に渡って連絡を取ったり、相手の会社に向かったりと必要のない仕事が増えてしまうかもしれません。

しかし、ヒアリング能力に長けていれば、相手の意図をスムーズに引き出すことができ、対面で行う打ち合わせや会議などの仕事も迅速に進められるのです。そして、その分の時間を他の業務に費やせるので、全体の作業効率を向上させることができます。

ヒアリング力が低い人の特徴

伝えることだけに偏ってしまう

「説明すること」だけに一生懸命になる人は、ヒアリング力が低い傾向にあります。たとえば、商談の際に商品の説明だけをして終わらせてしまうと、顧客の持っている課題を見つけるという肝心なことが置き去りになってしまい、自己満足で終了してしまいます。業務の目的を正確に把握し、相手のことを第一に考えることが大切です。

余裕を持った準備をしていない

商談が決まったときからヒアリングが始まっている、という意識を持ちましょう。顧客が持つ特徴や、現段階における課題、プレゼンに用いる資料などをしっかり準備しなくてはなりません。

これらの準備が事前に整っていないと、本番が近づいてから慌ててしまいます。余裕を持ったスケジュールを組んで臨むことが大切です。

目を見て話せない

人見知りだったり、緊張しやすかったりする、人は相手の目を見て話せないことが多いです。相手の目を見ないと、信頼関係が築きにくいです。相手に対して失礼な人という印象を与えてしまい、意図や本音を伝えてくれなくなってしまいます。

ヒアリング力を高めるには

情報の聞き出し方を知る

ヒアリングにおいて、質問は非常に大切です。質問をするうえで欠かせないポイントがあり、それを押さえておくことでスムーズに的確な会話を進めていくことができます。

What(何)・Who(誰)・When(いつ)・Where(どこ)How(どのようにして)・How much(いくらで)という4W2Hを意識して言葉を組み立てましょう。自然にコミュニケーションを行うために便利なコツの一つです。

尋ねる順番を知る

ヒアリングをする際に、「現在→過去→未来」の順番を意識することが大切です。

なぜなら、未来の話は不確定であり、はっきりしていないことも多いです。向こうが答えにくい質問をすることは、会話の流れを滞らせてしまうことにも繋がるため避けた方が良いのです。さらに、順を追って内容を把握できるため、相手の頭の中を整理することもでき、効率的です。