グロービスの入学試験
考え・行動するための能力と志があるかの入試試験
本ページでは、グロービス経営大学院の本科への入学試験について、重視される事柄や出願資格、入試・選抜の方法などの情報を取りまとめてご紹介していきたいと思います。
グロービス経営大学院が重視すること
「グロービスで学べる内容」のページでもご紹介しました通り、同校では「創造と変革を担う志士」、「ビジネスリーダー」を輩出するという方針を掲げています。MBAを取得した後には、社会に「創造と変革」を起こして活躍してもらうことが重要と考えており、入学審査にあたってもそうした能力と志をもっているかを重要視しているとのこと。一定レベル以上の知識を有していることは前提として、心意気も重要であると踏まえておいてください。
出願資格および事前資格審査

グロービス経営大学院の出願資格は入学時点で、企業・官公庁などでのビジネス経験を原則2年以上有し、なおかつ以下の条件いずれかに該当することとなっています。
出願資格
- 大学を卒業している
- 大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された
- 外国において学校教育における16年の課程を修了した
- 外国の学校が行う通信教育を我が国において履修することにより当該国の16年以上の課程を修了した
- 外国の大学相当として指定した外国の学校の課程(文部科学大臣指定外国大学日本校)を修了した
- 外国の大学等において、修業年限が3年以上の課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された
- 指定された専修学校の専門課程(文部科学大臣指定専修学校専門課程一覧)を修了した方(「高度専門士」の称号を付与された
- 本学において、個別の出願資格審査により認められ、22歳に達した方
事前資格審査
なお、学士や修士等の学位を有していない、ビジネス経験が2年以下などの場合でも、グロービスが個別の事前資格審査によって認められ、22歳に達している場合には、出願資格が得られます。
入試・選抜方法
入学者の選考は、一次審査として書類審査。二次審査として面接と試験となっています。一次の書類審査では、志願者の基本情報、職歴、学歴などとともに、課題エッセイの提出が課せられています。また二次審査の試験では60分の「論理思考力に関するテスト」が行われます。出願はグロービスの公式ホームページ上から専用システムで行い、合格発表も同システムにて通知されます。
出願の際の注意点
試験に不合格となって、再度試験を受けたい場合、同一の入学年度を対象とする入試は受けることができず、翌年度以降の受験となるそうです。また身体に障がいがあるなどの理由で面接・試験の二次審査に配慮が必要な場合は事前に申し立てておくことが必要。提出された書類や出願料は、いかなる理由があっても返還されないと明言されています。