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国内・海外MBAビジネススクールの最終関門「面接」について

国内MBAの場合の面接対策

面接の重要性

MBAの入試において、面接はエッセイと同様に重要な役割を担っています。

企業の経営者は会社全体を俯瞰し、社員とのコミュニケーションを図ってやる気をアップさせ、経営上の問題を解決に導く必要があります。国内のMBAビジネススクールのカリキュラムも同様に、俯瞰力やコミュニケーション力の向上を重視する内容に推移してきています。そのためMBAビジネススクールは、出願者自身もある程度コミュニケーション力があり、やる気に満ちている人材を求めているのです。

面接では、対人能力の素質を見るとともに、エッセイの内容が確かなものであるかをチェックされます。

面接の形式

国内のMBAビジネススクールでは、書類選考を通過すると、次の関門として面接が行われます。面接の形式も学校によってさまざまで、すべての応募者に面接が求められる学校もあれば、半分程度の応募者のみに面接が課せられる学校もあります。面接官は学校の先生が行い、面接者ひとりに対し、面接官は数名というスタイルがほとんど。面接時間も学校によって異なりますが、約30分が目安となります。

面接で伝えるべきこと

面接は、応募書類で伝えきれない、あなたの最大の強みをアピールする場所です。面接官にどんな印象を与えるべきかを事前に考え、まとめておく必要があります。効果的なアピール文を作り、十分な練習を経て面接に挑みましょう。

練習での面接官役は、できれば希望するビジネススクールの学生かMBAホルダーにお願いしましょう。また1度だけでなく、何度も模擬練習を行えると理想的です。そのような相手がいなければ、MBA予備校に行くと良いでしょう。

面接官役には、応募書類で提出したエッセイを事前に読んでもらい、実際の面接官になったつもりで質問してもらいましょう。実際の面接でよく聞かれる質問をまとめ、前もって渡しておくことが大切です。

練習後はフィードバックをもらい、面接力をよりマッシュアップさせましょう。

よく聞かれる質問

面接でよく聞かれるのは、自己紹介やキャリア、学校への興味、対人関係能力、過去の業績など。重要なことは、エッセイやその他の提出書類の内容と、面接での回答が一致していることです。あらかじめ書類をチェックし、整合的な回答を用意しておきましょう。

回答のほかに、面接官に対する質問も用意する必要があります。面接官に質問をすることは、志望するビジネススクールに対しての興味度を示すことになります。質問は30個程度作り、状況に合わせて質問しましょう。

面接の直前対策

国内MBAの場合、多くは直接学校に赴いて面接を受けることになります。当日になって慌てないよう、事前に学校の場所をチェックし、可能であれば一度訪れておくと良いでしょう。

面接時に生き生きとした表情で対応できるよう、面接日の前日の夜はリラックスして過ごし、十分な睡眠をとることが大切です。基本的なことですが、面接への出発前は、履歴書や名刺など持ち物を確認します。

あらかじめ、エッセイなどの提出書類のコピーをとっておき、面接の直前に再度目を通しましょう。さらに、練習で用意した回答を見直し、面接本番に挑みます。

面接で注意すること

模範解答を作る上で注意すべきことは、「なぜこの学校でなければならないのか」を掘り下げて考えることです。「専門知識を得るため」「知的好奇心を満足させるため」「箔を付けるため」といった回答は不可。

また、面接官にネガティブな印象を与えないよう発言に注意しましょう。時々、「他の学校の方が良いのでは?」というような、意地悪な質問をする面接官がいますが、事前に納得させる回答を用意しておくことで、冷静に対処できます。

海外MBAの場合の面接対策

面接の形式

国内MBA同様、海外のMBAの場合も、書類選考で合格すると面接があります。面接はオンラインで行われることがほとんどですが、直接現地で行うケースもあります。面接官は、在校生や卒業生、アドミッション・オフィサー、委託会社など、学校によって様式もさまざまです。多くの場合は、1対1で面接が行われ、時間は1時間程度です。

面接のポイント

海外のビジネススクールの場合は、当然ながら面接も英語で行われます。そのため、練習での面接官役にはネイティブの友人や英会話学校の教師、MBA予備校などにお願いできると理想的。国内MBAの面接練習と同様に、面接官役には事前にエッセイを読んでもらうことが大切です。

海外MBAの面接では、応募者と学校の個性が合うかどうかを重視しています。あなたのキャリアビジョンや目標と学校がどう繋がるのか、この学校でなければならない理由などを、面接官に納得させられるかどうかがポイントです。

典型的な質問と回答の作り方

自己紹介の質問に対する回答は、「名前と現在の職業」「簡単な職歴」「今後の目標とその理由」「なぜ今MBAが必要か」「プライベートでの自分」の順番で簡単に説明しましょう。

リーダーシップはインタビューの中で最も重要視される才能です。質問されたら、チームリードの能力を示すエピソードを話しましょう。

短期・長期のキャリアゴールを聞かれたら、まずは長期の目標を話し、目標実現のための短期目標を説明します。次に、短期目標を実現するための具体的なプランを説明すると良いです。

面接の注意事項

海外MBAの場合には、特に面接日時を間違えないよう、注意が必要です。アメリカの場合はタイムゾーンやサマータイムによっても時間が変わるため、事前に確認してください。

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