名古屋でMBAを取るなら貴方はどっち?「グロービス経営大学院」or「名古屋商科大学」徹底比較 » MBA取得者たちの体験談

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MBA取得者たちの体験談

MBAを取得した後、どのようなキャリアップが期待できるのでしょうか。ここではMBAを取得したその後について知るために、体験談をまとめました。

自分流の仕事のやり方から脱却
点が線でつながる

営業から本社マーケティング部門に異動した時に、自己流の仕事の進め方に限界を感じました。同時に「このままでは太刀打ちできない!」と危機感を覚え、MBA取得を決意。

スクールを選ぶ際に重視したのが、仕事・家事・育児を両立できること。国内のビジネススクールを探した結果、平日夜や土日にも開講され、ビジネスの第一線で活躍している講師が活躍するスクールに巡り会えました。ハードな毎日でしたがスクールや周囲の指導・サポートを受けながら、MBAを取得。これまで漠然としていた「経営」を体系的に捉え、多面的な視点が持てるようになりました。

経営はマーケティングや人事、財務などさまざまな分野で構成されています。学びを進めるにつれ、バラバラだった点が線でつながりました。今では経営者の発言から意図を正しく理解し、さまざまな事業部門に展開していけるようになりました。

(女性・年齢不明・経営企画主任)

外資系会社で留学経験が大いに役立つ

インターネット広告の会社に2年間勤めていました。さらなるキャリアップを考えた時に、英語とMBAの習得をしておけばこの先の10年・20年の助けになると思い、アメリカへの留学を決意。渡米後の1年目は語学学校で英語を習得し、2年目からMBAの勉強を始めました。1年間のプログラムは大変で、1週間延々と図書館にこもったことも。しかし、プレゼン・交渉・チームワークなどを日常的に学べるので得るものが大きく、人前で話すアレルギーもなくなりました。

帰国後は外資系総合広告会社に就職。大手企業のみがクライアントという会社で、現在はメディアプランナーとして充実した毎日を送っています。社員の1/3が外国人で、英語のコミュニケーションが必須という環境です。MBAの知識はもちろん、留学時に培った語学力も、今大いに役立っています。

(男性・27歳・広告会社:メディアプランナー)

面接で企業へ伝えるべきこと

外資系企業の経理部に在籍していました。当時、社員の入れ替わりの激しさに危機感を抱いて、USCPA(米国公認会計士)の勉強を開始。4科目中2科目に合格しました。

その後小さなコンサルティング会社に転職しましたが、自分のスキル不足から限界を感じることが多く、さらなるキャリアアップのため海外でMBAを取得することに。当時は具体的なキャリア目標は無く、「MBAがあれば、いずれ何かが見えてくるだろう」と楽観的な見通しだけでしたが、今では良い判断だったと思っています。

帰国後は投資やM&A業界への転職に挑戦。証券会社や難易度が高いコンサルティング会社などは書類選考で落とされましたが、結果的にM&A・事業再生コンサル会社に就職することができました。

就職活動を通して感じたのは、MBA取得が必ずしも有利になるわけではないこと。ライセンスを持っているというアピールはさほど重要ではなく、「MBAを取得して何が変わったか」と聞かれたときにどれだけポジティブな返答ができるかがポイントです。ただ私の場合は海外留学でMBAを取得したので、英語力の証明にもなりました。

(男性・31歳・コンサルティング会社:シニア・アソシエイト)

オーストラリア留学で人生が豊かに

サラリーマンとして勤続8年目となった30歳頃、毎日が同じことの繰り返しになっていることに気づき、レベルアップを図ろうとMBA取得を決意。当時は妻が妊娠中でしたが、妻と一緒に海を渡り、オーストラリアへ留学しました。

授業内容はファイナンス、マーケティングなどビジネスに関することを幅広く網羅していて、ほとんどの授業でプレゼンテーションがありました。非常に厳しいですが、発表がうまくいったときは大きな達成感を感じたものです。

MBA取得を通じて、人生が豊かになったと実感しています。特に留学先をオーストラリアに選んだのは正解でした。オーストラリア人は日本では何が得られないほど親切で友好的だし、出産医療も進んでいます。現地で妻が出産できたことは非常に良い経験になりました。留学を考えている人は変化を恐れず、チャレンジして欲しいです。

(男性・年齢不明)

国内大手の経営大学院で取得
責任ある仕事にチェレンジ

MBAを取得しようと思ったきっかけは、1社目の中堅化学メーカーで失敗したこと。画期的な省エネ技術を発明し、事業化に乗り出しましたが、力不足から撤退せざるを得ませんでした。この苦い経験から「過去の自分達と同じ苦しみを味わっている人々を助けたい」「組織や企業の再生を通じて社会貢献したい」という考えが強くなり、国内大手の経営学院に入学。スキルとマインドを徹底的に鍛え上げました。

今の会社は転職カウンセラーの紹介を経て就職しました。この会社は国内のニッチ市場で圧倒的なトップシェアを獲得し、グローバル展開を加速しようとしているフェーズにあります。いくつかの経営課題を抱えると同時に解決が急務であることが分かり、「この会社のお手伝いをしたい」と思うようになりました。私は経営大学院を上位5%以内の好成績で修了。現在は10年スパンの経営戦略を立案・実行に向けて、市場環境分析や経営課題の洗い出し、人事制度の刷新プロジェクトなど、幅広い仕事にチャレンジさせてもらっています。

(男性・44歳・経営企画:課長)

名古屋でMBAが取得できるビジネススクール