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MBAホルダーって優秀?

MBAホルダーはすべて優秀なの?人によるの?

本ページでは、MBAホルダーが持つ能力や才能、周囲からの評価のされ方について、考察していきたいと思います。

「国内でのMBA評価」のページでもご紹介していますが、MBAは19世紀末にアメリカで誕生した、企業経営を科学的アプローチによって捉え、経営の近代化を図ることを目的として教育プログラムです。本国アメリカでは、上場企業やグローバル企業のトップを務める人材の多くが、MBAを取得しているというデータもあります。

一方、日本においては、年功序列や終身雇用、社外から管理職や責任者の中途採用に消極的といった風潮に長らく支配されていました。それゆえに、MBAというもの自体が注目されておらず、MBAホルダーへの評価も低かったというのが現実です。それが変化してきたのが、いわゆるバブル時代。MBAというものの存在が徐々に知られるようになり、海外留学でMBAを取得する日本の企業マンも増えていきました。

そうすると、今度はこんな事が言われるようになったそうです。「MBAホルダーはビジネススクールで教わったロジックを唱えるだけで、思考法が画一的だ」と。これは同時のMBAが、本国アメリカ流の直輸入であったこと、アメリカ型のトップダウン方式に即した内容だったこと、欧米的な個人主義に基づいていたので、日本流の和を重視するやり方に合わなかったことなどが、理由だったそうです。この時代、MBAホルダーの評価は、むしろ低く見られてしまうという逆転現象が起きていたのですね。

そうした潮目が大きく変わったのが2003年。文部科学省が従来の大学院研究課程とは別に、実務家を養成することに重きを置いた「専門職大学院」の制度を設立したことにより、日本の企業風土やビジネス慣習にマッチするように改善されたカリキュラムを教える、日本式のMBAスクールが次々と誕生していったのです。

もちろん本場アメリカのMBAカリキュラムの基本骨格となる部分や、日本でも流用できる内容はそのままに、前述したような、そのままでは日本にマッチしない部分は、各スクールがそれぞれ工夫を凝らし、日本の企業でも、その学びが役立つようにと、シフトしていったのです。とりわけ専門職大学院では、学術的、体系的な授業よりも、実践式の授業に重きを置いている傾向が強いため、実際のビジネスの場で活躍できる人材を、より多く送り出せているという結果になっているそうです。

以上を総合すると、こと日本の企業で活躍するという場合には、MBAホルダーすべてが高い能力を発揮するとは言い切れない側面があります。個人の資質はもとより、そのMBAホルダーが受けたカリキュラムが、アメリカ直輸入型か、日本に最適化かされたバージョンかによって、大きく評価は変わってくると言ってよいでしょう。