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MBAの出願におけるGPAの重要性

GPA制度とは?

学生の成績評価を科目ごとにポイントで表したもの、あるいはその評価方式を「GPA」と呼びます。アメリカの高校や大学などでは一般的に使用されている制度。2000年以降は日本でもGPA制度を導入する大学が増えています。

GPAは確かな学業実績を表しているものであり、MBA志望者が全てのカリキュラムを修了できるか否か、ビジネススクール側の判断材料となります。また4年間の平均より、学期や学年ごとにGPAがどれだけアップしたかで、その一貫性と努力を評価することも多いのです。

GPAの最高値は、4.0。アメリカの大学の場合、トップ100の学校に入学するには2.7以上、トップ50では、3.0以上。トップ20になると、3.5以上のGPAが必要とされています。例えば、ハーバード・ビジネス・スクールは、3.7以上が平均GPAの合格ラインです。GPAの基準は学校によって違います。

GPAの計算方法

GPAの一般的な計算方法の最初のステップとして、科目ごとの素点に伴って、A〜Fなどの成績評価を決定します。次にGPを付与するのですが、それぞれの評価グレードには、4.0、3.0、2.0などの換算値が決められています。

GPAの計算式は、「科目の単位数」×「成績評価のGP」の積の総和/「総登録単位数」です。

成績評価は大学によって、A、B、C表記ではなく、素点からGPAを計算している場合もあります。

大学ごとにGPAの計算方法は異なるため、詳細は大学のHPなどで確認しましょう。

GPAが悪くてもMBA合格できる?

GPAが3.0程度でも、トップクラスのMBAスクールに合格しているケースはたくさんあります。なかにはGPAが2.8の方が、ハーバード・ビジネス・スクールに合格したというケースもあるのです。

GPAは志望者のある程度の学力を見るための、一つの判断材料に過ぎません。たとえGPAが低くても、優秀な人はたくさんいます。GPAが低いことを一概に学力が低いとはいえないのです。

MBAスクールがGPA以外に判断材料とするのは、TOEFLEやGMATなどの得点、会計士や米国公認会計士、簿記、証券アナリストなどの保有資格、社会人としての実績や経験、キャリアゴールなどさまざま。もしGPAが低いとしても、それを補うため判断材料をどのようにつくるかを考えましょう。

国内ビジネススクールにおけるGPA

日本では、文部科学省による大学改革の流れで、70%程度の大学がGPAを導入しています。ただ、各大学の基準がまちまちでGPAの評価が統一されていないため、GPAの数値に確証が得られないというのが現状です。

その原因としては、GPAは「A、B、C、D、F」などの5段階評価が採用されていますが、国内の大学では、「優、良、可、不可」の4段階方式で表す点が考えられます。「優」を「4.0」あるいは「3.0」に換算するかで、GPAの数値が「1.0」以上も変わってくるのです。

単位を落とした場合に、その科目のGPAを含めるか否かで、算出される結果も大きく変わります。その点海外の大学では、「不可」の科目もGPAの計算対象となります。

海外ビジネススクールにおけるGPA

海外では当たり前のように、大学の成績がGPAに換算されます。進級や卒業はもちろん、就職にも影響するため、学生自身もGPA数値を意識しているのです。

アメリカのビジネススクールでは、入学希望者のGPAをGMAT同様に、足切りとして見る傾向にあります。スタンフォードGSBでは、3.74、ハーバード・ビジネス・スクールでは、3.67、コロンビア・ビジネス・スクールでは、3.50が目安です。

一方ヨーロッパのビジネススクールでは、国によって教育制度が違うこともあり、GPAよりGMATやその他の項目を重視する傾向に。特にEMBAプログラムでは、管理職の経験など、実務経験の方が高く評価されます。

GPAが低い場合のMBA出願方法

海外のビジネススクールでは、留学生のGPAをそれほど評価しない傾向にあります。世界共通の試験であり、学力を測る上で注目されるのはGMATです。700点以上の点数をとることで合格の可能性も上がります。

また資格証明書や成績証明書を提出することで、学業実績を上乗せし、MBAのプログラムを修了する能力があると示すことも可能です。

さらに、大学在籍中にフルタイムの仕事やアルバイトをしていたり、学業以外での成果をあげたり、国体競技で結果を出していたりなど、GPAが低い理由を納得させられるストーリーや説明ができれば、逆に強みになります。

推薦状やエッセイ、CV、ストーリーなどを使って低いGPAを補うことができれば、トップスクールへの合格も近付くでしょう。

低GPAを納得できるストーリーとは

GPAが低い理由には、さまざまな状況が考えられます。

大学入学直後や興味の持てない科目では、思うように結果が出せない学生も多いでしょう。その場合、例えば2年生の後半から本気で勉強して、3.8くらいのGPAを維持できたのなら、努力と能力を示せます。

また逆に、大学入学当初は頑張ってA+の成績をとっていたにもかかわらず、次第にだらけて成績に関心がなくなると、当然卒業時には平均GPAも下降。この場合は、学期の難易度が上がったためか、プレッシャーのためか、そもそも学業に興味がないのかなど、説明を付け加える必要があります。エッセイで、学業以外にどのような成長や経験をしたのかなどを説明しましょう。ライティングの能力を見せることもできます。

各々のストーリーを説明する上で重要なことは、低いGPAは現在の自分に影響せず、MBAで活躍できる自信やプログラムを修了できる能力を示すことです。

GPA以外の要素もMBAに影響する?

出身校や専攻、性別など、GPA以外の要素も審査に関わってきます。ただ、課外活動が原因でGPAが低い場合は、スケジュール管理能力が未熟と捉えられてしまう可能性が高くなります。

どのような要素が審査に絡むのか、評価に対する影響を踏まえ、強みに変えられるストーリーを考えてみましょう。

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