オンラインMBAのメリットとデメリット
MBAの学び方はライフスタイルで決めよう
MBAを学ぶのはオンライン型と通学型、どちらのスタイルを選べば良いのでしょうか。オンラインで学ぶメリットとデメリットから比べてみましょう。
MBAをオンラインで学ぶメリット
急な転勤・出張でも学べる
オンライン学習の最大の特徴は、場所を選ばないこと。ネット環境さえ整っていれば、どこでもMBAを学ぶことができます。たとえ急な異動や出張などがあっても、海外からでも大丈夫。場所は変わっても、いつもと変わらない受講が可能です。
ライブ形式のディスカッションで生の声が聞ける
映像形式でのオンライン学習の場合はクラスメイトとのディスカッションはできませんが、ライブ形式の講義を採用しているキャンパスであれば、生の声を聞くこともできます。チャットでの発言やプレゼン、グループワークなどを介して、クラスメイトとの議論を交わすこともできるのです。
世界中に仲間ができる
通学型と比べ、世界中のクラスメイトと交流ができるのは、オンライン学習ならではのメリットです。MBA受講時以外にも、クラスメイトとの交流を図れる構成を取り入れているキャンパスもあります。それは通学型のキャンパスでは得られない、かけがえのない価値かもしれません。
MBAをオンラインで学ぶデメリット
クラスメイトの顔が見えにくい
通学型では容易に見えるクラスメイトの顔や姿が見えないため、相手を認識しにくいことがあげられます。クラスメイトから刺激を受けるという点では、通学型には及びません。
ビジネスチャンスにつなげにくい
MBAを学ぶ学生のほとんどは実務家です。オンライン学習では、職業の違うクラスメイトと直に交流ができないため、クラスメイトからの気づきや新たな事業への発展につながることは少ないといえます。
モチベーションの維持が大変
MBAを取得するべく始めた学生生活も、オンライン学習の場合、どうしてもクラスメイトからの刺激が少ないため、学習意欲に対するモチベーションを持続することが難しくなります。生の声を聞ければまだ、クラスメイトから発せられる熱意が学習意欲に火を付ける可能性もあります。しかし映像のみの授業を行なっているキャンパスの場合であれば、仲間とのコミュニケーションが難しく、生徒同士で刺激を与えあうことは難しいもの。独学が苦手な方は苦労するかもしれません。
MBAはオンラインと通学どっちで学ぶ?
MBAの学び方を決めるには、自分のライフスタイルと性格を見極める必要があります。続けることができなければ、MBAの学位を取得するというそもそもの目的を果たせません。今回ご紹介したメリットとデメリットも合わせて、オンライン型か通学型か、じっくり考えて決断しましょう。